利益率とマークアップ率は、価格設定に関する異なる二つの指標です。利益率は、販売価格から原価を差し引いた後に販売価格の何%が利益として残るかを示します。マークアップ率は、原価に対してどれだけ利益を上乗せしたかを示します。分母が異なるため、25%のマークアップ率は25%の利益率と同じではありません。
使い方
商品またはサービスの原価と販売価格を入力します。計算ツールは販売価格から原価を引いて利益を求め、販売価格を基準に利益率、原価を基準にマークアップ率を計算します。二つを比較することで、価格設定、仕入れコスト上昇の影響、目標収益性の確認に役立ちます。
計算式
利益 = 販売価格 − 原価 | 利益率 % = 利益 ÷ 販売価格 × 100 | マークアップ率 % = 利益 ÷ 原価 × 100
原価は1単位の商品やサービスを取得または提供するための金額です。販売価格は顧客が支払う金額で、その差が利益です。利益率は利益を売上と比較し、マークアップ率は利益を原価と比較します。
計算例
原価80の商品を100で販売すると利益は20です。利益率は20 ÷ 100 × 100 = 20%、マークアップ率は20 ÷ 80 × 100 = 25%です。同じ販売でも二つの割合は異なります。
よくある質問
利益率とマークアップ率はなぜ違うのですか?
同じ利益額を使いますが、割る基準が異なるためです。利益率は販売価格、マークアップ率は原価を基準にします。
利益率がマイナスになることはありますか?
あります。販売価格が原価を下回ると利益がマイナスになり、利益率もマイナスとなります。
会社全体の純利益率を計算できますか?
いいえ。この計算は入力した原価と販売価格を比較します。会社全体の純利益率には営業費用、資金調達費用、税金なども含まれます。
分析目的に合った原価を使用してください。送料、手数料、包装などが各販売単位に直接対応する変動費であれば、結果を判断する前に原価へ含めることを検討してください。