体脂肪率は、体重計だけでは分からない「体重のうちどれだけが脂肪か」を示す指標です。米海軍方式は、キャリパーや検査機器を使わず、メジャーによる簡単な周囲径測定から推定し、経時変化の追跡にも利用できます。
使い方
首囲、腹囲、女性の場合はさらにヒップ周囲、そして身長を測定します。計算機は、大規模な軍人集団で開発・検証された米海軍の対数回帰式にこれらの値を代入します。
計算式
Men: BF% = 495 ÷ (1.0324 − 0.19077·log(waist−neck) + 0.15456·log(height)) − 450
すべてcm単位で、logは常用対数です。女性では腹囲 + ヒップ − 首囲を使用します。腹囲はへその高さ、首囲は喉頭の下で、力を抜きメジャーを強く締めずに測定します。
計算例
身長170cm、首囲38cm、腹囲85cmの男性では、腹囲 − 首囲 = 47となり、計算結果は体脂肪率約17.8%です。
よくある質問
一般的な体脂肪率の範囲はどのくらいですか?
よく使われる成人の目安は、男性でアスリート6~13%、フィットネス14~17%、許容範囲18~24%、女性でアスリート14~20%、フィットネス21~24%、許容範囲25~31%です。
メジャー方式の精度はどの程度ですか?
DEXAなどの検査法と比べると数パーセントポイントの差が生じる場合があります。強みは一貫性で、毎回同じ方法と条件で測れば変化の傾向を追いやすくなります。
BMIが正常でも体脂肪率が高いことがあるのはなぜですか?
BMIは筋肉と脂肪を区別できません。筋肉が多い人は低体脂肪でもBMIが高くなり、活動量の低い人は正常BMIでも体脂肪率が高い場合があります。そのため両方を併用すると理解しやすくなります。
これは経過観察のための推定値であり、臨床測定ではありません。医学的評価については医療専門家に相談してください。